ツアー中の空

カヌーツアー中に見られる景色はたくさんあります。
透明度の高い透き通った十和田湖の水
四季折々の色の変化を見せてくれる深い森
水をとらえて漕ぎ進むパドル
などそれぞれの景色を楽しみながら皆さん楽しんでおられます。

意外と皆さんノーマークなのが空です。
季節ごとに変わる空の色や雲の形
運が良ければ写真のようなハロ(日暈 ひがさ とも言います)が頭上に広がることもあります。
「ハロ出てるよー!」と伝えると皆さん「わー!!」と喜ばれます。
幻想的で美しくとてもラッキーなハロですが、天気が崩れるサインとしても有名です。

太陽の周りに虹色の輪っかができて写真映えもばっちりですが、
上空の雲の中にある氷(水分)に太陽の光が屈折してできる現象で、うすい雲が太陽にかかった時に発生するようです。
上空に薄い雲が発生する時は低気圧や前線が接近している場合が多く、そのためハロが見られた後に天気が崩れることが多いとされています。
彩雲と呼ばれる雲が虹色になるのも同じ現象ですね。

天気が崩れるサインだとわかっていてもハロを見るとやっぱり気分が上がります。
野生動物との出会いもとてもラッキーですが、僕は空に広がるハロが好きです。
皆さんも少しだけ空のことも気にしながらカヌーを漕いでみてください
森を見て、水を見て、空を見て・・・なかなか忙しいですが・・
感動する空が広がっているかもしれません。

小島圭二/Kojima Keiji

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